2015年7月31日金曜日

尹東柱詩集「空と風と星と詩」(上野都翻訳)

(いただいた本から)

尹東柱詩集「空と風と星と詩」(上野都翻訳)



日本に留学、わずか28歳で獄死しながら、清冽な詩群をあふれるように遺していった尹東柱。その詩想に共感、訳した詩集からは、一葉に立つ風にも心を痛め、三度の冬を耐え、草群れのように萌えたつ春を夢見た詩人が魂が蘇る。
 (詩人、石川逸子の帯文から)

翻訳者
上野都
1947年東京生まれ。北九州大学外国語学部米英科卒。
福岡県にて詩誌「アルメ」同人となる。在日韓国文人協会正会員。日本現代詩人会会員。
詩集に「此処に」「海をつなぐ潮」「地を巡るもの」など。

コールサック社
定価 1500円+税

2015年7月26日日曜日

「宮崎駿再考ー『未来少年コナン』から『風立ちぬ』」村瀬学著

(いただいた本から)

「宮崎駿再考ー『未来少年コナン』から『風立ちぬ』」村瀬学著

宮崎アニメの破局のイメージを超え、地球規模の力や現象を感得する特異な感性の働きに、3・11後の今を捉え返すカギを探りあてる。
宮崎駿はいつも「地球」のことを考えていた!宮崎アニメに貫かれている「石」や「風」や「星」へのこだわりに注目し、2011.3.11を経た私たちが今受け取るべき“未来へのメッセージ”を提示する。
村瀬学さん
1949年京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。同志社女子大学特任教授(児童文化論)。2010年に第34回日本児童文学夫学会奨励賞を受賞。著書に、『宮崎駿の「深み」へ』(平凡社新書)、『カップリングの思想』(平凡社)、『10代の真ん中で』(岩波ジュニア新書)、『初期心的現象の世界』(洋泉社MC 新書)、『「あなた」の哲学』(講談社現代新書)、『長新太の絵本の不思議な世界』(晃洋書房)、『徹底討論 古事記』『古事記の根源へ』(共に言視舎)など。

守誠さんの新著「『行ってきます』を英語で言えますか?」

(いただいた本から)

「『行ってきます』を英語で言えますか?」

小学校で習った言葉、使っていた言葉、教科書に出てくる言葉を英語で言えますか?日本語だと小学生でも知っているのに、英語になると言えそうで言えない!ベストセラー「さか上がりを英語で言えますか?」に続く待望の第2弾!
守 誠
名古屋市立大学特任教授。名古屋市立大学22世紀研究所副所長。1933年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。総合商社に32年間勤務(その間、モスクワ勤務)後、中途退職。愛知学院大学、同大学院などで教鞭(通商政策、知的財産権など)をとり現職に

2015年7月25日土曜日

鶴見俊輔さん逝去。毎日新聞(24日夕刊)に評伝掲載

鶴見俊輔さんが逝去されました。93歳。

毎日新聞(24日夕刊)に私が書いた評伝が掲載されました。

大切なことをたくさん教えていただきました。


2015年7月21日火曜日

☆大阪自由大学からのお知らせ
 7月14日、京都大学で開かれた緊急シンポジウム「学者の会×SEALDS
KANSAI」で熱弁をふるわれた山室信一先生を迎えての講演会を開きます。
ぜひご参加ください。

●公開講演会「戦後70年から顧みる満洲国」

講師は、山室信一・京都大学人文科学研究所教授

 東京大学法学部卒。衆議院法制局参事、東北大学助教授、京大人文科学研究所
 教授、今年3月まで同所長。著書に「キメラー満洲国の肖像」(吉野作造賞)、
「思想課題としてのアジア」。「憲法9条の思想水脈」(司馬遼太郎賞)など、紫
綬褒章(2009年)。

7月27日(月)18:30~20:00
会場は、上田安子服飾専門学校本館
定員50人、参加費1000円

申し込みは下記まで
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主催 一般社団法人 大阪自由大学
大阪府吹田市豊津町9-22 大同門本部ビル7階(〒564-0051)
電話 06-6386-4575
E-mail: kansaiforum@gmail.com
URL: http://kansai.main.jp/
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2015年7月20日月曜日

「スコットランド酔夢紀行ーシングルモルトへの旅」佐々木幹郎

(いただいた本から)

「スコットランド酔夢紀行ーシングルモルトへの旅」佐々木幹郎

内容紹介
無類のウイスキー通である詩人・佐々木幹郎が、東京、大阪の知られざるバーで、そして聖地スコットランドの蒸溜所まで出向いて、最高の銘酒を破顔痛飲する極上のエッセイ! 日本で始めてウイスキーを作ったNHKの朝ドラ『マッサン』の舞台、山崎・余市にも足を伸ばし「魂の水」を堪能する。思わずウイスキーが飲みたくなる1冊。
【目次】
第一部 スコットランドで飲む(マッカラン、ザ・グレンリベット、クラガンモア、ボオモア蒸溜所ほか)
第二部 秘密の酒蔵で飲む(赤坂「ですぺら」、大阪「バー・リー・アイラ」ほか)
第三部 山崎と余市で飲む
【著者について】
1947年、奈良県生まれ。詩人。中原中也研究の第一人者として知られ、1988年、『中原中也』(筑摩書房)でサントリー学芸賞受賞。1992年、『蜂蜜採り』で高見順賞受賞。2002年、『アジア海道紀行--海は都市である』(みすず書房)で第54回読売文学賞・随筆紀行賞受賞。サントリー地域文化賞選考委員。写真は齋藤亮一。

内容(「BOOK」データベースより)
シングルモルトの味と香りを語ることは、人生を語ることに似ている―エジンバラ、スペイサイド、アイラ島、山崎、余市…酒を飲み、造り手を訪ね、その土地の空気に触れながらめぐった蒸溜所とバー、出会った人々とは―スコットランドと日本をつなぐ、ほろ酔いの旅。最高の銘酒を破顔痛飲する極上のエッセイ!

「東北を聴く」佐々木幹郎

(いただいた本から)
「東北を聴く」佐々木幹郎

新書判・並製・218頁
■定価(本体 740円 + 税)
■2014年2月20日
■ISBN978-4-00-431473-8 C0295
「牛方節」「斎太郎節」「新相馬節」…….土地に生まれて根づいた唄に,人々はどんな思いを込めてきたのか.時代を経て人々に口ずさまれる中で,唄はどのような変容をとげてきたのか.詩人が,津軽三味線の二代目高橋竹山とともに,東日本大震災被災地の村々を「門付け」して歩いた,民謡と語りをめぐる旅の記録.

2015年7月13日月曜日

「水田洋 社会思想史と社会科学の間」竹内真澄編

水田洋 社会思想史と社会科学の間」竹内真澄編

(いただいた本から)
「水田洋 社会思想史と社会科学の間ー近代個人主義の未来へ貫くー」竹内真澄編
 社会思想史学者、水田洋宇治の学問的な歩みを聞き取り、それを現代史の思想遺産として受け止め、いつでも誰でもが利用できるように知識の共有材としてまとめられたブックレット。
発行:市民科学研究所
発売:晃洋書房
1000円

「石田雄に聞く 日本の社会科学と言葉」竹内真澄著



「石田雄に聞く 日本の社会科学と言葉」竹内真澄著


(いただいた本から)
「石田雄に聞く 日本の社会科学と言葉」竹内真澄著
本の泉社刊
1400円プラス税
政治学者、石田雄氏へのインタビューを通じて、一人の社会学者がその時代をどう生き、つかみ、作品化したのかを考えたもの。

2015年7月12日日曜日

太田順一著「無常の菅原商店街」

写真集「無常の菅原商店街」

(いただいた本から)

無常の菅原商店街 単行本(ソフトカバー) – 2015/7/1
太田 順一 (著)
震災20年、神戸市長田区菅原商店街。
生命の痕跡にシャッターを切り続けてきた太田順一の写真集。
震災の焼け野原をおがむように撮り進められた写真31点に、
おびただしい人間の生死をみつめつづけてきた大和の風景が寄り添う。
1=「無常の菅原商店街」31点
2=「無常の大和風景」116点
出版社からのコメント
「時代をこえて、
  足元には
 同じ地面が
   広がっている
私は戦争による空襲を知らない。
だが阪神大震災のとき一面がれきの焼け野原を見た。
この群集の街が、今、突然消えたとしても、
それはべつだん不思議なことではない。
私のふるさと大和の町や山野を歩いていて、
折にふれ浮かんだ思いは、こうだ。
「季節はめぐり、ものはみな風景となっていく。私もまた。」
(『無常の菅原商店街』 太田順一 あとがき より)

2015年7月5日日曜日

「言葉の初金箱」木村聖哉著

言葉の貯金箱」

(いただいた本から)
「言葉の貯金箱ー私の読書ノートからー」木村聖哉
 性・老・病・死・男、女、政治、経済、思想、文化、芸術、スポーツなだど人生万般にわたる示唆に富む名言、警句、箴言が詰まっている。著者が20数年の間、ノートに記してきた。