(いただいた本から)『原爆の世紀を生きて―爆心地(グラウンド・ゼロ)からの出発―』米澤鐡志 著 224頁 定価 本体1400円+税
2018年8月6日発行
本の帯には
「核なき世界への直言!
グラウンド・ゼロの手前750メートルで
被爆した少年が生き抜いた、
激動の戦後社会史。
リベラル市民運動家の、父子相克の自伝。」
とあります。
満員電車のなかで被爆するという体験をもとに、平和への願いを込めて一筋の道をあるいてきた人の誠実な記録です。
【本書の構成】
Ⅰ 戦争中の生活と原子爆弾
Ⅱ 戦後の広島の街で
Ⅲ 峠三吉をめぐって
Ⅳ 京都に移住―学生運動に没頭
Ⅴ 医療の現場で
Ⅵ 父・米澤進のこと
Ⅶ 平和を求めて
Ⅷ 3・11以後―「老後」を反戦平和にかける
<報告>医療汚職の伏魔殿、厚生省
―官・産・医の癒着が生み出す薬害―
米澤鐡志(よねざわ・てつし)
1934年広島生まれ。11歳のとき、爆心から750メートルの満員電車内で被爆。
奇跡的に助かり、中学生のころから反核運動・反戦平和運動に参加。
55年第1回原水爆禁止世界大会に参加。以降毎年参加している。
58年立命館大学に入学、安保闘争を指導。
85年宇治平和の会設立に参加。
60年安保のころから小中学校をはじめ各地で被爆体験講話を行っている。
現在、京都府宇治市在住。
発行所は
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