尹東柱詩集「空と風と星と詩」(上野都翻訳)
日本に留学、わずか28歳で獄死しながら、清冽な詩群をあふれるように遺していった尹東柱。その詩想に共感、訳した詩集からは、一葉に立つ風にも心を痛め、三度の冬を耐え、草群れのように萌えたつ春を夢見た詩人が魂が蘇る。
(詩人、石川逸子の帯文から)
翻訳者
上野都
1947年東京生まれ。北九州大学外国語学部米英科卒。
福岡県にて詩誌「アルメ」同人となる。在日韓国文人協会正会員。日本現代詩人会会員。
詩集に「此処に」「海をつなぐ潮」「地を巡るもの」など。
コールサック社
定価 1500円+税