熊本県荒尾市の自宅をでて、2日目でもう山口県徳山市まできている。あらためてその若い馬力に自分のことながら驚かされる。
事前に徳山市の教育委員会あてに往復はがきで、自転車の旅の途中、徳山市の学校の宿直室に泊めていただけないか、と問い合わせていた。
その前年の西日本一周の自転車の旅では、飛び込みで学校の宿直室に泊めてもらっていたので、あつかましいが、ダメ元で頼んでみたのだった。
ところが、徳山市教育委員会から親切に宿泊先を提供するとの返事があった。頼むほうも、無鉄砲で、身勝手なものだが、それに応えるほうも応えるほうだと思う。鷹揚というか、あっさりと受け入れてくれたのである。いまの時代では考えられないような、心優しい対応だった。
実際に徳山市についてみると、これまたびっくり。宿泊先として、なんと文化財級の公民館を用意してあったのだ。
管理人は、結婚したばかりの若いご夫婦(たしか藤井さんといったかな)だった。
おお、なんという親切さだ と感激しっ放し。そのときから、日本という国は捨てたものじゃない、と楽観的な社会観がみについたのかもしれない。
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