2016年10月28日金曜日

(お送りいただいた本から)

菜園家族の思想

小貫 雅男 (著), 伊藤 恵子 (著)

 滋賀県彦根市に「里山研究庵」を開いておられる小貫雅男・大阪外国語大学名誉教授(モンゴル地域社会学)から。20年来、「菜園家族」の思想を問いかけておられ、その最新刊。

ワークシェアリングで自由時間を回復し、市場一辺倒でないライフスタイルめざす「菜園家族」こそ、21世紀に日本がめざすべき道だ。


内容(「BOOK」データベースより)

資本主義固有の不確実性と投機性が露わになった今、大地から引き離され、根なし草同然となった近代の人間の生存形態、賃金労働者を根源的に問い直す。強欲、冷酷無惨なグローバル市場に対峙し、近代を超克する抗市場免疫の新たな「菜園家族」を基礎に、素朴で、精神性豊かな自然世界への壮大な回帰と止揚の道を切り拓く。二一世紀、この基本方向をどう実現していくのか。本書はその具体的な道筋と手立てを提示する。

¥ 2,700
単行本: 384ページ
出版社: かもがわ出版 (2016/10/22)
言語: 日本語
ISBN-10: 4780308755
ISBN-13: 978-4780308754

0 件のコメント:

コメントを投稿